ねこは、とてもきれい好きな生きもの。敵に気づかれないように毛づくろいをする習性もあり、体そのものはほとんど無臭といわれています。それでも、完全室内飼育の暮らしでは、どうしても部屋ににおいがこもることがあります。
とくに気になりやすいのが、トイレまわりです。
ねこを飼っている編集部員も、普段は慣れてしまって気にならないのですが、旅行などで数日家を空けて戻ると「あれ、少しにおうかも」と感じることがあります。
そこで今回、完全室内飼育でねこと暮らす30~50代の男女111名を対象に、におい対策についてアンケートを実施しました。
気になるアンケート結果!
Q1. ねこのにおい対策している?

アンケートの結果、88%と大多数のみなさんが何らかのにおい対策を行っていることがわかりました。
また、1人あたり平均で約2.7個の対策を組み合わせているという結果も出ています。ひとつだけではなく、いくつかの工夫を重ねているご家庭が多い様子がうかがえます。
Q2. どんな対策をしている?
では、具体的にどんな対策が選ばれているのでしょうか。

・ 猫トイレのこまめな掃除(63%)
最も多かったのは、「トイレのこまめな掃除」。排泄後に早めに処理する、朝晩の掃除のタイミングを決めるなど、日々の積み重ねを大切にしているご家庭が多いようです。回答割合の高さからも、重視されていることがわかります。
・ 空気清浄機・脱臭機の設置(40%)
空気清浄機や脱臭機を設置しているという回答も4割にのぼりました。家電の力を上手に借りながら、室内環境を整えようとしている様子が見られます。
・ 換気(37%)
窓を開ける、サーキュレーターで空気を循環させるなど、空気の流れを意識しているという回答も多くありました。「風の流れを作るようにしている」(大阪府・50代女性)といった声もあり、住まいの環境に合わせて工夫している様子がうかがえます。
・ 消臭剤の使用(36%)
各社から置き型やスプレーなどさまざまな商品が発売されていることもあり、消臭剤を使用している人も一定数いました。
一方で、「香りの強い芳香剤は使わないようにしている」(埼玉県・40代男性)という声もあり、におい対策と同時にねこへの配慮も意識されているようです。
・ 消臭効果の高い猫砂・シートの使用(32%)
猫砂やシートを見直しているという回答も3割以上ありました。猫砂はねこの好みが強く出る部分ですが、消臭性能や吸収力などとのバランスを取りながら選んでいる人が多いのかもしれません。
・ 臭いを抑えるゴミ袋・ゴミ箱の使用(24%)
使用済み猫砂を入れるゴミ袋や、密閉型のゴミ箱を使っているという回答も見られました。トイレそのものだけでなく、ゴミの保管方法まで意識しているご家庭もあるようです。
・ トイレの設置場所を工夫(23%)
においが広がりにくいように、設置場所を工夫しているという回答も一定数ありました。「トイレを複数設置している」(千葉県・40代男性)といった声もあり、飼育頭数や間取りに合わせて環境を整えている様子がうかがえます。
・ 水拭きなどのこまめな部屋の掃除(18%)
トイレに限らず、床や壁など、においが染みつきやすい部分もしっかり掃除しているという回答も2割弱ありました。
今日からできる、“におい対策の重ねワザ”

今回のアンケートでは、多くのねこ飼いさんが、複数の対策を取り入れながら丁寧に向き合っている実態が見えてきました。
におい対策の基本は、やっぱりトイレのこまめな掃除。そのうえで、“掃除+α”の工夫は、お家のつくりやねこの性格によってそれぞれのようです。
まずは掃除を土台に、あなたの家に合う“もうひとつの対策”を無理のない方法で組み合わせていくことが、においストレスを減らす近道になりそうです。
今回のみんなの工夫が、そのヒントになればうれしいです。
〈調査概要〉
・調査方法:インターネットによるパネル調査
・調査の流れ:スクリーニング調査実施後、条件を満たした回答者に本調査を実施
・実施日:2025年2月17日
・対象:30~50代の男女
・対象条件:ねこを完全室内飼育している方


